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確定申告に使う印鑑について

2021/05/15
何か手続きを行う際に何かとつきまとう捺印。

確定申告とGoogleで検索すると、
「確定申告 印鑑」と出てきたので軽く触れておこうと思いこんかい整理してみました。

結論から伝えると、

ゴム以外でつくられた印鑑であれば問題ない。
※訂正印などの直径5㎜以下の小さなものは利用しないほうが良いです。

です。

印鑑の素材は、
プラスチック、象牙、木、金属などです。

ゴムで作られた印鑑での有名なものは「シャチハタ」ですよね。
「シャチハタ」不可とされている書類は印鑑の形を見て書類同士を照合するという作業を行うため利用できないとなっているのです。

ではなぜゴムはだめなのでしょうか。

理由は簡単で、圧力で形が変わってしまうからです。

そのため印鑑の形が押した際の力の入れ方により変わってしまい照合することができないので利用することができないのです。

印鑑は、
印鑑証明を市役所に届けた印鑑とその他の印鑑に分けることができます。

市役所に届けた印鑑を世間的には「実印」と呼びます。
「実印」はどの場面でも利用することができます。

利用する目的は、【役所に届ける必要がある書類で、第3者機関との照合も必要な書類を作成するとき】と考えてもらえれば問題ありません。

ざっというと、車や土地の購入は、役所にも届け、土地販売業者と購入した者すべて同じ印鑑で確認することが必要な場合に、役所に届けている「実印」を利用するのです。

上記以外でなんだか重要そうな印鑑は銀行員なのですが、役所に銀行通帳を届ける必要はないので実印でなくても大丈夫です。ただ、通帳でお金を引き出すときに照合作業が入るのでゴムで作られた印鑑を使うことはできません。

ゴムで作られた印鑑は、サインするのが面倒なときに利用するものと覚えておきましょう。