住宅ローン控除の確定申告に必要な登記事項証明書について | コラム | 品川区の確定申告【原・久川会計事務所】品川区 平塚戸越銀座駅徒歩5分

確定申告の際に住宅ローン控除を申請することによって、支払った税金に対する控除が受けられます。
その控除額は個人の場合だと、一年間で最大10万円にもなるため、大きな節税に繋がります。
住宅ローン控除の申請に必要な書類として、登記事項証明書や源泉徴収票、住民票の写しなどがありますが、その中でも今回は「登記事項証明書」について解説していきます。

▼登記事項証明書って何？
そもそも「登記」というのは、土地や建物などの不動産の所有者が誰なのか、といった情報のことです。
それらを明確にするために、必要に応じて登記事項証明書を申請・取得することができます。

・豆知識
現在では、登記事務はコンピューター化され、その登記内容は電子データで管理されていますが、それ以前は手書きで登記内容が記録されていました。
登記情報が必要になった時には、その手書きの帳簿から写しをとるかたちで登記簿謄本（登記簿のすべての写し）や、登記簿抄本（登記簿の一部分のみの写し）を発行していました。
それらに代わるものが「登記事項証明書」です。

▼住宅ローン控除に登記事項証明書が必要な理由
住宅ローン控除の確定申告の際に、なぜ登記事項証明書が必要なのかと言うと、住宅ローン控除を受けるために必要な条件を満たしているかどうかを証明するためです。
つまり、登記事項証明書が住宅ローン控除を受けるための証明書になるということですね。
特にポイントとなるのが「家屋の床面積が50平方メートル以上」という条件を満たしているかといった点です。

▼登記事項証明書を取り寄せる方法
登記事項証明書を取り寄せる方法は3つあります。
1オンラインで取り寄せる
2郵送で取り寄せる
3登記所（法務局、支局、出張所）で発行してもらう

外出が難しい際、特に現在はオンラインでの取り寄せがおすすめされています。
オンライン請求は、法務局などの窓口や郵送による交付請求に比べて手数料が安く、お得に取得できるというメリットもあるので、是非活用してみてください。
その他にも、確定申告のことで迷ったら、いつでもお気軽に弊社までご相談くださいね。