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確定申告と生命保険料控除について

2020/12/15
生命保険控除というものをご存知でしょうか。
生命保険料を納めている人は、住民税や所得税を納める際、一定の金額の所得控除が受けられます。
このことを「生命保険料控除」と言います。
しかし所得控除を受ける際には、確定申告を行わなければなりません。
そこで今回は、確定申告と生命保険料について解説していきます。
▼生命保険料控除
生命保険料控除には、保険の種類がいくつかあります。
・一般生命保険料控除:生存または死亡に基づいて保険金や給付金が発生する保険料控除
・介護医療保険料控除:入院や通院にともなう給付金が発生する保険料控除
・個人年金保険料控除:個人年金保険料税制適格特約が加わった個人年金保険契約保険が発生する保険料控除
の3つの種類があります。
▼生命保険料控除を確定申告について
確定申告に必要なものは、主に5つあります。
・確定申告書
・源泉徴収票
・生命保険料控除
・印鑑
・マイナンバー(本人確認のため)
■確定申告の書き方
まず、確定申告の手続きをする際、税務署へ確定申告書の用紙を取りに行きましょう。
書き方や方法もいくつかあります。
①生命保険料控除の証明書や源泉徴収票を書き写す
②国税局のサイトの「確定申告書コーナー」で必要事項を入力し、申告書を作成する
上記の2つどちらかのやり方で、確定申告の手続きを行ってください。
■生命保険料控除の年末調整で申請するのを忘れた場合
生命保険料を納めている人は、住民税や所得税を納める際に、一定の金額の所得控除が受けられます。
・基本は年末調整で申請ができるが、確定申告も可能
会社員は、勤務先の年末調整で、控除の申請を行うことができるので、確定申告なしに納めすぎた税金が返ってきます。
▼確定申告できる期限
確定申告の手続きが行えるのは、2月16日~3月15日までとなっています。
※還付金の申告は、1月1日から提出が可能です。(書類を提出して1~2か月後に口座振込されます)
▼最後に
生命保険料控除と確定申告についてまとめました。
例え、年末調整で申請を忘れてしまった場合でも、確定申告で生命保険料控除はできるので安心してください。
また確定申告で分からないこと、聞きたいことがあれば気軽に「税理士法人 原・久川事務所」へご相談ください。