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確定申告は株の売買の時も必要なの?

2020/11/22

副収入源として株の売買をしている人は多いでしょう。
株で得た利益には税金がかかり、場合によっては確定申告が必要なケースもあります。
今回は、株の確定申告について説明していきます。
▼株の利益はこれだけ税金がかかる
まずは株にはどれくらいの税金がかかるのか説明します。
株には主に「譲渡益課税」と「配当課税」といった税金があります。
譲渡益課税:不動産などの資産を売却または、株の売買により得た収益にかかる税
配当課税:株主に分配される配当金から差し引かれる税
どちらにかかる税も、所得税15.315%+住民税5%の20.315%となります。
▼株で得た利益は確定申告が必要か
株で利益がでている場合や証券会社による源泉徴収をしていない場合は、確定申告をしなければなりません。
利益を得ているのに税金を納めていない場合は、罰則が発生するので注意してください。
しかし、株で確定申告をする必要がないケースもあります。
【確定申告の必要が無いケース】
・特定口座(源泉徴収あり)を利用している
証券会社の口座は「一般口座」「特定口座(源泉徴収なし)」「特定口座(源泉徴収あり)」の3種類あります。
源泉徴収ありの特定口座を利用していれば、証券会社が所得税と住民税を納めてくれるので、確定申告の必要がありません。
・株で利益が出ていない
株で利益が出たら、確定申告の必要があるので、株で損した場合や株を売却せずに保有している場合は税金を納めなくてすみます。
・株の利益が年間20万円以下で年収が2,000万以下
会社からもらう給与の年収が2,000万円以下で株の利益が20万以下なら所得税が免除されます。
しかし住民税は納めなければいけないので、市区町村役場に住民税の申告をする必要があります。
▼株の確定申告は自分の状況の確認が大切
株の確定申告について説明しました。
基本的に株で得た利益は、確定申告が必要ですが申告の必要がないケースもあるので、自分は申告が必要なのかどうか確認することが大切です。
確定申告について必要経費や節税など、相談したいことがありましたら是非お問い合わせください。