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相続税対策は認知症になる前に
2021/06/15
こんにちは、
相続税のご相談をしていますと、専門家としては解決できるのですが、ご本人が判断力を失っているということがよくあります。
ぜひ、70歳を超えたら、ご自身の老後のために必要なお金以外は、税効率の良い方法でご子息、お孫さんに生前贈与などを行っていただきたいと思います。こうした生前贈与は相続税の節税でもありますので、必ず、そうしたことに精通している税理士に依頼して税理士とともに行ってください。
また、金融資産が少ない場合には、不要不急の不動産を売却して、金銭に戻して行えば、同様のことが行なえます。譲渡所得に対する課税は、長期譲渡なら約20%の分離課税なので、累進課税ではありませんから、割り切って譲渡するということを通じて、ご子息の人生を早めに充実させてあげられますので、ぜひご検討しましょう。
何れにせよ、税理士のサポートを受けながら、早めに行うことが大事になります。